イベント情報Event
イベント情報Event
開催日 | 2019年8月10日(土) |
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時 間 |
開演14:00   終演15:40   (開場13:30) |
会 場 | 行徳文化ホールI&I ホール |
料 金 | 【全席指定】一般3,000円 高校生以下1,000円 |
割 引 | ローズメンバーズ 一般のみ1,000円引 |
一般発売日 | 2019年3月24日(日) |
先行予約 |
スタンダード会員:3月17日(日)11:00 〜 17:00
WEB会員:3月15日(金)11:00〜3月17日(日)17:00 |
取り扱い プレイガイド |
※発売初日は特別電話かWEB のみの受付
●市川市文化会館 TEL 047-379-5111
●チケットぴあ(Pコード:493-128) |
主催お問合せ | (公財)市川市文化振興財団(市川市文化会館) TEL 047-379-5111 |
第1部 歌舞伎の楽しみ方 「立ち廻り〈参加型〉」
テレビや映画などの戦いのシーンの部分のことを専門用語で「殺陣(たて)」と言います。一方で、映画やテレビができる前、江戸時代から続く歌舞伎では「立ち廻り」という言葉を使います。
「殺陣」というと、一般的には「本当に戦っているように見える」ことや「スピード感」が重要視されますが、歌舞伎の「立ち廻り」では、「如何に舞台を一枚の躍動感のある絵のように見せるのか」ということが重要視されます。これは殺陣が映画やテレビなど、カメラワークと一体となった世界で使われるのに対し、歌舞伎の立ち廻りが基本的には舞台を見に来た観客席の視点からの世界で発展してきたという違いがあるのかもしれません。
今回皆様にご覧いただく立ち廻りには、いくつかの「型(かた)」と言われるものがございます。刀を構え、山を切るように刀を振る「やまがた」と言われるものや、「霞(かすみ)」「からうす」など、名称を聞くだけでも、歌舞伎の雰囲気は伝わるかと思います。また、立ち廻りと聞くと、「あぶない」というイメージを持たれるかも分かりませんが、当日ご覧いただくこの「型」というものがあるおかげで、相手を絶対に傷つけない動きとなっていることを確認いただけると思います。歌舞伎が生まれて400年以上、伝統の中で培われてきた、知恵や工夫を鑑賞いただければ幸いです。
第2部 歌舞伎 松羽目物 「太刀盗人」
田舎者の万兵衛が持っている立派な太刀に目を付けた、すっぱ(盗人)の九郎兵衛がその太刀を奪おうと争っているうち、どちらの所持品なのかわからなくなってしまいます。目代が従者を連れて出てきて、田舎者とすっぱを裁くことになりますが、太刀の由来や銘などを聞いてもどちらも同じ答えです。田舎者はすっぱが立ち聞きして自分の答えをマネしていることに気付き、最後に太刀の長さをすっぱに聞こえぬよう目代に小さな声で伝えます。すっぱはついに太刀の寸法が言えず、悪事露見となってしまうという、歌舞伎の名作です。
〒272-0025 千葉県市川市 大和田1-1-5 TEL:047-379-5111 FAX:047-370-0180 開館時間:9:00~21:30
休館日:第2・4火曜日(※祝日の場合は開館)、年末年始(12/28~1/4)
※施設の申込、チケットの購入は20:30迄にお願いいたします。