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 市川市文化振興財団設立20周年を迎えて

<市川よみうり 2005年9月10日号に掲載>

これまでの歩み

市川市文化振興財団常務理事 能村 研三

市川市文化振興財団は本年11月に設立20周年を迎える。昭和60年市川市市制施行50周年の年に市民からの大きな期待に応えて市川市文化会館が文化の殿堂としてオープンした。以来市民の皆さんに質の高い芸術文化の鑑賞の場を提供することはもとより、市民が主体的に文化活動を展開する場面が多く作られこれをサポートしてきた。

平成十四年には、開館以来「財団法人市川市文化会館」が管理運営してきたものを単なる施設管理を行う財団としてではなく、幅広い市川の文化振興を図るため「財団法人市川市文化振興財団」に名称を変更した。これも単なる名称変更にとどまらず、従来文化会館という施設において文化事業を展開してきたものを、その範囲を広く市川市全域に広げ、市民会館や、八幡市民談話室、市民から寄贈のあった民家を文化活動施設として活用している中山文化村の清華園、旧片桐邸、シナリオ作家として著名な故水木洋子さんの邸宅などの管理運営を市より委託を受け、さらには昨年真間地区にオープンした「市川市芳澤ガーデンギャラリー」「市川市木内ギャラリー」「市川市郭沫若記念館」の三館と、「行徳文化ホールI&I」などが続々と誕生し、その管理運営を行うようになった。

現在財団で管理運営する施設は現在10の施設に及んでいるが、これらの施設を単なる施設管理者として運営するだけでなく、誰もが気軽に参加できる文化施設として様々な文化事業を展開している。この考え方は、平成15年に市川市が策定した「市川市文化振興ビジョン」に基づくもので、市が進めている文化施策である「街かどミュージアム」による街づくりが形づくられる中、人と人との文化のつながりの輪がさらに広がっていくことを文化振興財団は目指している。

市川市は基本構想の中で「彩り豊かな文化と芸術を育むまち」を基本方針に掲げ、文化施策に取り組んでいるが、行政と市民とがよりよいパートナーシップが形成できるよう、市民文化振興の先導役としての文化振興財団の役目は大きい。

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