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落語家の立川笑志さんインタビュー

財団:

 

今回は、「土曜ひる寄席」のレギュラメンバーとして、長年ご出演いただいています立川笑志さんをお迎えしております。
おめでたい話題として、笑志さんは来春に真打昇進が決定とのこと。
これからも活躍が期待される若手落語家として、各方面から注目を集めています。

落語家の立川笑志さん
≪立川笑志さん プロフィール≫
本名:赤木進 1963(昭和38)年12月16日生まれ
福岡県筑紫野市出身
出囃子 あじゃら

1986年
福岡大学人文学部卒業後、株式会社INAXに入社。営業マンとなる。
1988年
退社。7月、立川談志の門をたたき入門、「笑志」と拝名。
1997年2月
8年半の修行を経て二ツ目昇進。≪主な受賞歴≫
1994(平成6)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』 努力賞 受賞
1995(平成7)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』 若手落語家奨励賞 受賞
1996(平成8)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』 若手落語家奨励賞 受賞
1999(平成11)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』 若手落語家奨励賞 受賞
2001(平成13)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』 若手落語家奨励賞 受賞
2002(平成14)年度 『NHK新人演芸大賞』審査員特別賞 受賞
2002(平成14)年度 『彩の国落語大賞』殊勲賞 受賞
2002(平成14)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』優秀賞 受賞
2003(平成15)年度 『彩の国落語大賞』技能賞 受賞
2003(平成15)年度 日刊スポーツ新聞社主催『にっかん飛切落語会』日刊スポーツ特別賞 受賞
≪独演会≫
『笑志の今夜はかなりE』(東京)
『笑志の今夜はかんなE』(横浜)
『笑志の今夜はにぎわE』(横浜)
『笑志の今夜はかなりE〜博多篇』(福岡)
≪その他の落語会・イベント等≫
『笑志の今夜は中華がE』、『時事落語』、『カバレットB』、『カバレットチッタ』、『トーチカの不発弾』
≪主な出演番組≫
NHKテレビ『爆笑オンエアバトル』
日本テレビ『笑点』 『ぶらり途中下車の旅』
TBSラジオ『ミュージックキャラバン』
北日本放送ラジオ『4時間生ワイド 笑志・恭子の快傑にちようび』
RKBテレビ『夕方どんどん “笑志千万!たび日記”』
RKBラジオ『立川笑志 はだか一貫金曜ばん』 『立川笑志 今夜はかなりE』 『オトナの学校』
BS日テレ『BS笑点』
≪現在≫
CS日テレ『笑点Jr』 出演中

 
財団:

笑志さん、この度は、真打昇進おめでとうございます。

 
笑志:

ありがとうございます。

   
財団:正式に真打になられるのはいつですか?
   
笑志:   

来年4月4日、帝国ホテルでの真打昇進披露パーティーからです。
その後、4月22日有楽町朝日ホールを皮切りに、お披露目をやっていきます。

 
財団:これから色々とご準備があり、お忙しいですね!
   
笑志:  はい。
   
財団: さて、笑志さんが談志師匠のところに入門されたのはいつですか?
   
笑志:  1988年9月入門と書かれているものを見かけますが、1988年5月に弟子入りして、7月に師匠より名前をいただきました。
 
財団: 福岡の大学を卒業し、福岡で就職してからも、落語家になりたくて、落語界へ入られたと聞いていますが?
   
笑志:  はい。
中学生の頃から将来の職業を聞かれると落語家と答えていました。
大学時代には落語研究会に所属し、卒業して2年間は会社勤めをしましたが、その間も落語家への夢を捨てきれませんでした。それで、入門のあてもないのに会社を辞めてしまって、親には「落語家になる」とだけ言って上京しました。
   
財団: どうして談志師匠のところに入門したのですか?
   
笑志:   出世が早いと思ったからです。(笑)
実際には真打になるのに20年もかかっちゃいましたけどね。(笑)
   
財団: 笑志さんは、中学生の頃から落語家になりたいと思っておられたようですが、どんなきっかけで落語に興味を持ちましたか?
   
笑志:  小さい頃から笑うことが好きでした。
当時みていたテレビの寄席番組では、Wけんじさんが好きでした。寄席番組ですから落語家さんも出ていて、子供ながら、落語というジャンルがあるというのは理解していました。
また、祖父が落語のレコードを持っていたので、時々それを聴いていました。
当時は、何が面白いんだろうと思っていたのですが…。
転機が訪れたのは小学校5年生の時。友達が『寿限無』を皆の前でやってウケているのを見て、それで「僕でも出来る!」と思った。図書館で落語の本を借りてきて『子ほめ』を覚えて、小学校6年生の時に人前でやったんです。そうしたら評判が良くて、「こりゃあいいや」って…。
漫才も好きだったのですが、相方が必要でしょう。落語は漫才や芝居と違って、全部一人で出来るところが僕に合っていたみたいです。
中学時代は、発表の場はなかったんですが、色々な噺を覚えました。
星新一さんのショート・ショートが好きで読んでいました。落語とリンクしていますよね。
   
財団: 真打になるということで、何かご自身で変わったことはありますか。
   
笑志:  自分自身は、変わらないですね。
ただ、周囲の評価みたいなものは変わった気がしますけれど…。
真打になるからといってなんら変わりません。自分でやりたいと思っていることや、やらなければならないことを積み重ねていくことが大事だと思っています。
   
財団: 笑志さんの今後の活動予定を教えていただけませんか。
   
笑志:  現在は、独演会を、東京で年1〜2回、横浜で年4回、福岡で年3回行っています。以前は、東京での独演会を隔月で年6回やっていたのですが…。
東京での独演会の回数を多くしていきたいと思っています。
もしかしたら、独演会のタイトル(『笑志の今夜は○○○E』)を変更するなど、真打昇進を機会にリセットするかもしれません。
しかし、やるべきことは継続するし、新しいことにもチャレンジしていこうと考えています。
また、私をご存知なかったお客様にも覚えていただき、独演会にも来ていただければと思っています。
さらに、市川でも立川笑志の独演会が開けるように精進したいと思っています。
   
財団: 最後になりましたが、市川の『土曜ひる寄席』ファンの皆様へメッセージをお願いします。
   
笑志:  『土曜ひる寄席』のレギュラーを務めるようになって7年ほど経ちますが、当初はこんなに長く続く会になるとは思いませんでした。
振り返ると、スタートは私と菊之丞さんと全楽さんの三人でした。会場は文化会館4階の和室で、70名くらいのお客様の前で演っていたと記憶しています。
数年前より会場がローズルームに変わり、より多くのお客様にご来場いただけるようになって、それもとても嬉しいのですが、僕としては、和室で開催していた時の、お客様との“距離感”がたまらなく好きでした。
だから、年に1回だけでも和室で開催していただけないかなと思っています。贅沢な望みですけれど…。
市川でこのような落語会をやっているということは、なんといっても生の落語を聴いていただける機会が増えるのですから、落語家としてはありがたいことです。
さらに、新規のお客様が増えてくれればと、出演者一同願っております。
ホームページでこのインタビューをご覧になった方は、これをきっかけに『土曜ひる寄席』に是非ご来場ください。市川出身の菊之丞さんも出演していますよ。
また、市川のお客様には、古くからご贔屓いただき感謝しております。
これからも『土曜ひる寄席』とともに、変わらぬ応援をお願い申し上げます。
   
財団: 笑志さん、本日はありがとうございました。
これからも益々のご活躍を心より念じております。
次回の『土曜ひる寄席』もよろしくお願いします。

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