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イベント情報Event

終了いたしました。

市川市木内ギャラリー開館15周年記念 木内重四郎展

開催日 2019年9月7日() 〜2019年9月23日(月)

※9日(月)、17日(火)は休館

時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
会 場 木内ギャラリー
料 金 入場無料
主催お問合せ (公財)市川市文化振興財団(市川市木内ギャラリー)
TEL 047-371-4916
関連イベント9月15日(日)
・14:00~15:00
 講演会「木内重四郎と京都疑獄事件」
 講師:坂詰智美氏(専修大学法学部准教授)
・15:00~15:30
 ギャラリートーク「木内重四郎の生涯」
 講師:奥住淳(芝山町教育委員会 学芸員)
9月22日(日)
・14:00~15:00
 講演会「木内重四郎の活躍を励みに生家を守って」
 講師:木内昭博氏〈重四郎氏の姉るいの曾孫〉
         (芝山町文化財審議会委員)
・15:00~15:30
 ギャラリートーク「木内重四郎の生涯」
 講師:奥住淳(芝山町教育委員会 学芸員)
※各回先着30名、事前申込不要

※お車でのご来館はご遠慮ください。

開催概要

本展では、大正期の緑に囲まれた木内別邸周辺の様子や木内重四郎氏の関係資料を中心に紹介しその足跡をたどります。法律や議会などの諸制度が整備されていく近代の国づくりに関わった市川ゆかりの人物をとおして、明治・大正時代の政治や社会について考える機会になればと思います。また、当時の近代建物を体感できる施設として建築史的にも貴重な建造物を多くの方に知っていただければ幸いです。

木内別邸概要

木内重四郎氏自らが建設や造園を指揮した別邸は、棟札から「明治45年6月起工、大正3年7月竣工」であることが確認できます。入口付近を洋館に、奥を和館にした和洋折衷様式の建物は、洋館部分を大蔵省臨時建設部に所属していた鹿島貞房氏、和館部分を住宅作家で知られた保岡勝也氏が手がけました。特に当時では珍しい鉄骨づくりで、この館の特色ともいえる塔屋は高さ12mあり、眼下に江戸川や京成電鉄が行き来する様子が望めました。こうした木内別邸の建築様式は、大正期の大邸宅に見られる特色を備えており、別邸建築を手がけたこの頃、氏が人生において最も充実し華やかな時代であったといえます。

木内重四郎略歴

木内重四郎(1865~1925年)は、上総国武射郡白桝村(現千葉県山武郡芝山町)に生まれました。県立千葉中学校(現千葉高校)を首席で卒業後、東京大学文学部政治学科に入学し政治家を志します。1889年、法制局参事官試補に採用、農商務省参事官、農商務省商務局長、朝鮮総督府農商工部長官などの官職を歴任し、1911年、貴族院議員になります。1916年に京都府知事となりますが、疑獄事件に巻き込まれ1918年に知事を辞任します。1920年に無罪の判決を受けますが、この事件から政治活動の中断を余儀なくされます。1924年には、義兄加藤高明の内閣総理大臣就任のため奔走し内閣を成立させますが、翌1925年、国府台別邸にて61歳の生涯を終えます。1892年に三菱財閥の創始者岩崎弥太郎の娘磯路と結婚。夫妻には三男二女のこどもがあり、長男良胤は外交官、次男信胤は経済評論家で世界経済調査会会長を務め、三男高胤も実業家として活躍しました。次女の登喜子は、渋沢栄一の孫で日本銀行総裁や幣原内閣で大蔵大臣を務めた渋沢敬三に嫁ぎました。

備考・お願い

お車でのご来館はご遠慮ください

木内ギャラリー

〒272-0826 千葉県市川市真間4-11-4 TEL:047-371-4916 開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週月曜日(※祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)

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