イベント情報Event
イベント情報Event
開催日 | 2024年12月15日(日) |
---|---|
時 間 |
開演14:00   (開場13:30) |
会 場 | 市川市文化会館 小ホール |
料 金 | 【全席指定】一般 2,000円 U25 1,000円 |
割 引 | ローズメンバーズ一般のみ500円引 |
一般発売日 | 2024年8月31日(土) |
取り扱い プレイガイド |
発売初日は10:00より店頭発売になります。
●市川市文化会館 TEL 047-379-5111
●ファミリーマート店頭マルチコピー機(CNプレイガイド) |
主催お問合せ | 主催:(公財)市川市文化振興財団(市川市文化会館) TEL 047-379-5111 共催:(一財)地域創造 |
2020年に北九州芸術劇場「東アジア文化都市“詩踊る”」で初演された、浅井信好のダンス作品『炎える母』のソロ・ピアノ演奏版を、このたび市川市文化会館で上演いたします。
本作は、市川で暮らした詩人・宗左近の代表作『炎える母』(1967年)を題材に、宗の死生観を掘り下げ、螺旋構造に着目した振付によって構成されています。
大空襲で母を死なせた過去を描く宗の『炎える母』に込められた祈りと鎮魂の念、そして同作を炎や縄文土器等の螺旋構造と重ね合せて創作したダンス作品は、不安定な情勢が続く現代にこそ、今を生きる皆様にご覧いただきたい作品です。
アフタートークでは、浅井氏に本作の創作プロセスを伺うほか、宗とともに多くの合唱作品を生み出した作曲家・三善晃に師事した笠松氏、宗に関する著作がある近藤氏を交え、人類学と現代芸術を結ぶ活動を行う石倉氏によるファシリテートのもとで、『炎える母』と市川を繋ぐ「縄文」についてお話しいただきます。
【出演】
振付・ダンス/浅井信好、作曲・ピアノ/笠松泰洋
【スタッフ】
衣装/Mégumi Ebé-Carré
照明/福井孝子
舞台美術/澤井大、有限会社ニーズ工業
※公演後にアフタートーク有
【登壇者】
出演者、石倉敏明(秋田公立美術大学准教授)、近藤洋太(詩人・文芸評論家)
【協力】
市川市文学ミュージアム、市川市立中央図書館、J:COM北九州芸術劇場、北九州市立文学館、コールサック社、宗左近 蕊の会
※初演時(2020年J:COM北九州芸術劇場)のインタビュー記事はこちら
【関連イベント】※定員に達したため受付を終了いたしました。(11/20追記)
ワークショップ「ことばがつくるオドリ ~あなたの表現をレベルアップ!!~」
2024年12月14日(土)10:30~12:00
詳細はこちら
※ワークショップ参加者は12/15本公演『炎える母』の割引有(一般・U25ともに500円引)
(割引は窓口・電話のみのお取扱いとなります。)
浅井信好(振付・ダンス)▶OFFICIAL HP
2005年〜2011年まで《山海塾》に所属。2011年に文化庁新進芸術家研修制度でイスラエルに派遣。2012年よりパリを拠点に《PIERRE MIROIR》を主宰。2016年に日本へ帰国後、《月灯りの移動劇場》を主宰するとともに、コンテンポラリーダンスのプラットフォーム《ダンスハウス黄金4422》の代表を務める。
近年は、2023年 春夏パリコレクション《beautiful people》の演出・振付・出演や、SAKANAQUARIUM 2024“turn”にて、『ホーリーダンス』に出演。ダンサーとして、ダミアン・ジャレ +名和晃平 『VESSEL』、ナセラ・ベラザ 『La Travers』、らの世界ツアーに参加。現在、名古屋芸術大学舞台芸術領域専任講師。
©Hiroji Shibata
笠松泰洋(作曲・ピアノ)
1960年福井市生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。作曲を三善晃、ピアノをゴールドベルク山根美代子に師事。室内楽からミユージカル、オペラまで幅広く作曲。また、蜷川幸雄作品をはじめとする演劇作品に数多くの音楽を作り、劇団四季の「恋におちたシェイクスピア」の音楽も担当。森山開次作品や平山素子等のダンス作品、ドラマやドキュメンタリーなどの映像作品にも数多くの音楽を提供。主な作品として、室内オペラ「エレクトラ三部作」、「人魚姫」、ミュージカル「雪の女王」、音楽劇「ダ・ポンテ」など。平成30年度文化庁文化交流使に選出され、南米4ヶ国、ロンドンで室内楽曲のコンサートを開催し、ウィーンではオペラ「人魚姫」英語版を世界初演し、高く評価され、ウクライナのリヴィウナショナルオペラでも上演予定。
石倉敏明(秋田公立美術大学准教授)
芸術人類学者。秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻准教授。インド各地や日本の東北地方などで聖者や山岳信仰、神話調査を重ね、環太平洋圏における比較神話学の研究を進めるとともに、多様なアーティストと旅やフィールドワークをともにしながら、アーティストの創造と自身の神話研究を交差させている。主な展覧会に第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」 (2019年)など。
近藤洋太(詩人・文芸評論家)
1949年、福岡県久留米市生まれ。中央大学卒。詩集に現代詩文庫231『近藤洋太詩集』(思潮社 2016年)、『SSS』(思潮社 2017年)『69』(思潮社 2022年)他。評論・評伝に『ひとはなぜ過去と対話するのか―戦後思想私記』(言視舎 2014年)、『辻井喬と堤清二』(思潮社 2016年)、『詩の戦後―宗左近/辻井喬/粟津則雄』(書肆子午線 2016年)、『ペデルペスの足跡―日本近代詩史考』(書肆子午線 2018年)、『眞鍋先生―詩人の生涯』(書肆 子午線 2020年)他。詩誌「歴程」、俳誌「鷹」同人。詩誌「スタンザ」発行。日本文芸家協会会員。
市川市文化振興財団主催公演においては、市川市文化会館大ホール、小ホールの客席に、それぞれ車椅子スペースをご用意しております。一般席を購入され、座席への移動が困難な場合は、車椅子のまま車椅子スペースにてご鑑賞いただくよう、お願いさせていただく場合がございます。
なお、一般席への移動につきましては、スタッフがお客様のお身体や車椅子を持ち上げるような対応は致しかねますが、肩や手を貸すことによるサポートは可能です。その場合は事前にお問合せ下さい。
市川市文化振興財団 事業担当 047-379-5111
※未就学児の入場、お車でのご来館はご遠慮ください。
※U25チケットを購入された方は、当日年齢が確認できるものをご持参ください。ご提示をお願いする場合があります。
〒272-0025 千葉県市川市 大和田1-1-5 TEL:047-379-5111 FAX:047-370-0180 開館時間:9:00~21:30
休館日:第2・4火曜日(※祝日の場合は開館)、年末年始(12/28~1/4)
※施設の申込、チケットの購入は20:30迄にお願いいたします。